イントロ

足音が、タイルの継ぎ目で跳ね返る。
高速道路下の連絡通路へ入ってきた。
ここには、繁華街のざわめきは届かない。

歌

今、色褪せた黄色と緑の境界線に沿って歩いている。
人と人の隙間、期待と現実の間、
「在る」と「無い」の境界線に沿って歩いている。。

壁の落書き
意味のない線、ねじれた文字、
それでも、書いた誰かは確かにここにいた。

壁の汚れ
何かの擦れた汚れ、傷の痕跡
かつては誰かが確かにここにいた

壁の注意書き
誰かが誰かに残した声。
けれど、その声は誰に届く？
壁の色と一緒に、少しずつ剥がれていくのだろう。

俺は、ただ歩く。
滲む孤独を、誰にも見えないように、
足音で隠しながら。
境界線に沿って、、、、、、
シンギュラリティーへの出口へ向かって、、、、、。

===この商品について===

都会の中にある不思議な雰囲気のある場所、それほど人通りは無いのだけれどでも、無くては困る事があるので存在する必要もある、そんな場所、ぜひ近くで探して見てください。ここも、新宿駅のすぐ傍で凄く人通りが多い場所なのにもかかわらず、ほとんど人は通りません。こういう場所の存在価値は、もしかしたら重要な意味があるのではないでしょうか？そんな考えるヒントに彼の声を聴いてみてください。、