「ねえ、見て。かわいくない？」
冷たい風が頬を撫でる中で、
黒いコートの羽根がふわりと揺れる。
足音は硬い石畳に軽やかに響き、
私の隣には君、君の隣には私。

「うん、めっちゃかわいい。買おうかな…」
指先には、小さなガラスの窓。
スクリーンの向こう側に映る、
誰かの言葉、明日の景色、
私たちは夢の続きを追いかける

—— そうだ、私たちは知ってる。
今の世界がどんなに広くても、
私たちだけの小さな世界がここにあることを。

冷たい風も、遠くの夢も、
この歩みを止めることはできない。

そう、私たちはもう決めた
この歩みを止めることはしない

白いバッグに揺れるぬいぐるみは、
無邪気さと大人の狭間を行き交う、
今の私たちの守り神。

==この写真について==

彼女らの楽しそうな笑い声が聞こえてきます。そのバッグに揺れる可愛いぬいぐるみは、正に彼女らの守り神の様。そして、彼女らのこのシーン自体を守り神的アイテムとして、彼女らの声と共にお楽しみください。